○重症のせきは、かなり体力を消耗するので、安静にして体を冷やさないようにします。
○お部屋の空気は湿度を保ち、朝夕に気温差がでないように気をつけます。
○寝るときには、上向きよりも横向きに寝るほうが咳がおさまり、呼吸が楽になる時もあります。
○発作がおきた際、冷たい水を飲むとおさまることもあります。
○水分は十分とりましょう!せきがひどくなると、水分不足になりたんがでにくくなります。

発作時


重症のせきは、かなり体力を消耗するので、安静にして体を冷やさないようにします。
速効性の吸入気管支拡張薬は、息苦しいと思ったら早めに使用しましょう。



長期管理


吸入ステロイド薬などの長期管理薬は毎日忘れずに使用しましょう。
薬を自分で勝手に止めたり、減らしたりしないようにしましょう。
薬の効果と副作用についてよく理解しましょう。

日常管理


生活環境を整え、ダニ・ホコリ・カビなどの発作の原因を減らしましょう。
かぜの誘因となる冷えや過労を避け、うがいや手洗いを励行しましょう。
朝のうちは走ったり、急な運動はひかえましょう。
たばこは絶対にやめましょう。
ストレスを避け、気持ちを上手にコントロールし、明るく過ごしましょう。
妊娠中の喘息の治療は、喘息を治療するメリットと副作用によるデメリットを
天秤にかけて、より安全に治療をすることが大切です。


全般的にいうと、喘息の妊婦さんは、副作用を恐れすぎて治療が不十分になり、
発作で低酸素になっているのを我慢してしまっている方が目立ちます。

これでは、喘息の薬の副作用よりも、低酸素によって赤ちゃんが被る障害
(発育障害や早流産のおそれ)の方が大きくなってしまいます。

妊娠中もちゃんと喘息を治療しておく方が、赤ちゃんにとっても良い結果をもたらします。

喘息の薬のうちで、「レリーバー(発作治療薬/対症救急薬)」には、
妊婦さんだからといって、使うことのできない薬はありません。


交感神経刺激薬は、切迫流産の時に治療に使う薬と同系統ですから、
妊娠中でも量を間違えた使い方をしない限り安全です。
分娩出産が始まっているときに喘息発作が起こった場合は、
入院した上で、内科医・産婦人科医の管理の元で治療を受けましょう。

「コントローラー(長期管理薬/予防維持薬)」も、大半は、妊娠中だからといって
止める必要はありません。

吸入のステロイド剤は、よほど大量でないかぎり安全ですし、飲み薬のステロイドも、
医師の元でちゃんとした管理を受けながらの短期間あるいは少量の投与なら、
まず、ほとんど問題は起こしません。
テオフィリン系などの持続型の気管支拡張薬も安全です。

ただし、体質を変えるといわれる「抗アレルギー剤」は、インタール吸入を除いて、
妊娠中は避けるべきです。この系統は流産や赤ちゃんへの障害が起きる可能性が
ありますので注意が必要です。
上記の事柄を注意すれば、あとは喘息治療の基本[成人]と、同じ治療です。